Tuesday, May 1, 2007

Apple May 2007 Summary

4月に入ってすぐに世間を騒がせたニュースは、EMIグループが発表したiTunes Storeでの全楽曲DRM(デジタル著作権管理)保護なしでの楽曲及び、ミュージックビデオの販売開始決定だろう。
大手レコード会社によるDRMフリー楽曲の販売に関しての動きは業界初めてである。それを受けて、Microsoft社がZune MarketplaceでDRMフリーの楽曲販売を今後展開すると発表し、アップル社CEOのSteve Jobs氏がかねてより主張していたDRM撤廃の動きが本格化していきそうだ。

また、米アップルは4月9日、iPodの累計販売台数が1億台を突破したことを発表した。
iPodはこれまでに音楽や動画をインターネット上で販売するアップルのサイト「iTunes Store」と連動し、楽曲とプレーヤー販売を融合させたことが人気の理由。
iTunes Storeでは新サービスとしてメジャーリーグの試合映像の提供を始めるなど、新規顧客獲得にも余念がない。

そして、先月から噂されていたMac OS Ⅹ『Leopard』の発売延期が正式に発表された。
6月に発売がせまったiPhoneの影響のようで、Leopard開発者を一時的にiPhoneの品質保証スタッフに加えたことがLeopardの発売の延期の原因だと説明している。
競合各社にタッチスクリーン搭載のスマートフォン開発の時間を与えないためにも、アップルはiPhoneのリリース時期を守る方を選んだようだ。

その他の主な動きとしては、4月15日ラスベガスで開催されたNAB2007で発表したサーバアプリケーション『Final Cut Server』の発表だろう。
同時に公開された『Final Cut Studio 2』とシームレスに連携して動作するという。Final Cut Serverは、ノンリニアビデオ編集ソフトFinal Cut Studio 2のユーザー向けに「メディアアセット管理機能」と「ワークフロー自動化機能」の2つの機能を備えた製品である。
Appleのアプリケーション製品マーケティング担当バイスプレジデントRob Schoeben氏は「今回のアップグレードはプロフェッショナル用アプリケーションとして過去最高のものにすべく開発を進めてきた」とし、その自信を窺わせた。

また、4月25日には1~3月期の業績が発表された。売り上げは52億6000万ドル(前年同期比20.6%増)、純利益は7億7000万ドル(同87.8%増)で過去最高の利益を出した。種類別出荷数では、Macintoshコンピュータが151万7000台(前年同期比36%増)、iPodが1054万9000台(同24%増)となった。

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