Tuesday, May 1, 2007

Microsoft May 2007 Summary

Microsoftの4月の動きで注目すべきは、何といってもウェブアプリケーション作成プラットフォームのSilverlight1.0ペータ版、Silverlight1.1アルファ版のリリースだろう。4月30日のMicrosoftのMix07でリリースが発表されたSilverlightは、ウェブブラウザにプラグインすることで、Adobeが提供しているFlashのように動画やアニメーションなどを再生することが出来るリッチメディア技術。
大きな特徴としては、Silverlightで作成するウェブアプリケーションをJavascript、C#などの静的言語やPhyton、Rubyなどの動的言語を活用して作成することが出来る。
MicrosoftはこのSilverlightで、AdobeがFlashによって大きな地位を占めているリッチメディア市場に参入していく構えだ。

4月26日には、2007年1~3月期の決算が発表された。
売上高は前年同期の109億ドルから32%増え、144億ドルとなり、純利益も前年同期から40%増加し、49億3000万ドルを計上した。
増収増益となった背景には、Windows VistaとMicrosoft Office2007の一般消費者向け発売が追い風になったとしている。

その他にも、Samsungとの特許に関してクロスライセンス契約を結んだことにも注目しておきたい。このSamsungとのクロスライセンス契約は2006年11月にLinuxベンダーと結んだ契約と同様のもので、SamsungがLinuxの製品を利用する場合、MicrosoftがSamsungやその顧客に対して訴訟などを行わないというものである。
このクロスライセンス契約の根底にあるのは、オープンソースで作成されているLinuxがMicrosoftの取得している特許を侵害しているというMicrosoftの主張であるが、Novellに続きSamsungがこのクロスライセンス契約を結んだことにより、オープンソース陣営からの反発がより一層高まるのは間違いない。

サービス関連に関しても動きがあった。3月に「Games for Windows Live」を発表し、オンライゲームに関してXbox LiveとWindowsの連携を積極的に行っていこうという動きが見られたが、今月MicrosoftはWindows Live MessengerとXbox Liveの友達リストを統合することを発表した。
2006年5月にBill Gates氏が説明したXbox 360とPC、携帯電話をLIVEサービスで結ぶクロスプラットフォームなゲーム環境を目指すLIVE Anywhere構想に沿ったこれらの一連の動きを今後も注目していきたい。

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