Tuesday, May 1, 2007

Yahoo May 2007 Summary

先月の末から今月にかけて、Yahoo!は他社との提携関連の話題が豊富であった。
他社との提携に関する大きなニュースは3つあり、特にその中でもYahoo!にとって一番インパクトが大きかったのは、メディア大手であるViacomが『Panama』の顧客となったことがあげられる。
Googleが検索連動広告で一歩先を行くなか遅れをとっていたYahoo!にとってPanamaはGoogleとの差を縮める鍵であり、今回のように大手メディアが顧客になったということで功を奏しつつあるようだ。
これで今後は収益につながっていくことが予想される。

次に目立ったのは、昨年すでに20%の株式を取得していた広告会社Right Mediaの未保有株取得の発表があげられる。
GoogleがDouble Clickの買収を2週間前に発表したこともあり、急速に変化するオンライン広告市場でネット企業が勢力を伸ばすために今後も大型買収を積極的に活用していくことが予測される。

最後は、昨年から始まった新聞各社との「Yahoo! HotJobs」の求人広告枠の販売での提携である。
今年の4月16日に新たに5社が加わり、全部で12社となった。中でも米新聞グループ大手のMcCratchyとはその前にニュースサイトでの提携も交わしており、今後も密接な関係を築いていくと予測される。

今月は、Yahoo!が4月13日に発売した音楽プレーヤー 『Sansa Connect』にも注目しておきたい。
この音楽プレーヤーはYahoo!とSanDiscが共同でリリースしたものであり、ワイヤレスのネットワーク接続を可能にしたのが特徴的である。今後AppleのiPodやMSのZuneにどこまで追いつくことができるのかが気になるところである。

その他の動きとしては、4月1日に発表したサブカルチャーを紹介したサイト『Yahoo! Underground』もウォッチしておきたい。
このYahoo! Undergroundの公表に関しては、今までのYahoo!からは考えられない、プロモーションなしのニュースブログでの突然の発表であったため、当初はYahoo!がエイプリルフールのために作った、手の込んだジョークのサイトなのではないかと噂もあった。
実際にはエイプリルフールではなかったのだが、それを装って話題を作ろうとしたと言えなくもない。

また、4月17日に発表された2007年第1四半期決算は11%の減益となり、市場予想を下回った。新ネット広告システム『Panama』はまだ十分な効果を上げていないと言える。売上高は9%増の11億8000万ドルで純利益は1億4200万ドル。

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