Friday, August 31, 2007

Google August 2007 Summary

2007年7月のGoogleの動向で最も注目すべきは、携帯電話事業者Sprint Nextelと「WiMAX」サービスでの協業を発表したことだろう。26日に発表されたこの提携では、Sprint Nextelが来年からサービスをスタートさせる「WiMAX」において、GoogleのGmailなどのインターネットアプリケーションサービスを、Sprintの「WiMAX」ユーザーにモバイル用ポータルを通じて提供するとしている。今回の提携により、Googleが最近特に力を入れている携帯電話市場でまた大きく前進したことになる。
またGoogleは19日、2007年第2四半期の決算を発表した。売上高は38億7,000万ドルで、前年同期の24億6,000万ドルに比べ、58%の伸びを示した。会計原則(GAAP)ベースでは、営業利益が11億5,000万ドル(同41%増)、純利益が9億2,500万ドル(同28%増)でともに順調な伸びを見せた。
Googleが公開した今月のサービスで注目しておきたいのが、「Google Mapplets」だ。「Google Mapplets」は、Google Mapsと連動させ、提供されているコンテンツの中から自分の好きなテキスト、写真、動画などの情報を地図上に追加、保存が可能で、誰でも簡単にマッシュアップすることができる。
YouTube関連について動きが2つあった。1つ目は、YouTube著作権問題についてだ。Googleは、著作権で保護された動画に対して、無断でアップロードされた場合、自動的に投稿を拒否するシステムの導入を9月から開始予定と述べており、注目を集めている。
2つ目は、韓国のLG電子と、YouTubeに対応した携帯電話の開発で契約を交わしたことである。LG携帯電話ユーザーは、いつでも好きな時に携帯電話でビデオを録画、YouTubeへのアップロードができる。 LG電子によると、YouTubeに全面的に対応した携帯電話を開発するのは今回が初めてで、世界各国で年末に発売を予定している。発売以来注目を集めながらも、3G版としての製品化や米国市場以外での投入が現段階ではできていないiPhoneへの対抗となるのか、今後も注目したい。

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Yahoo August 2007 Summary

7月最も注目したいニュースは、Yahoo! Smart Adsという新しい広告プラットフォームのサービス開始だろう。この広告サービスでは、ターゲット視聴者を高度に絞り込んで広告をカスタマイズ表示させることを可能であるとしている。サービス開始時はトラベル広告に特化したサービス提供となる。これを受けて、Googleが広告サービスの分野で今後どのように動くのか、Smart Adsの成長と併せてそちらの動向にも注目していきたい。
新サービスリリースの他の注目ニュースは、検索候補を提案してくれる「Yahoo! Suggest」。Googleではすでに提供されているサービスであるため、今さらな感じは拭えないが、Googleの基本サービスは抑えておこうというところか。特に目新しい機能はなく、検索単語の候補を随時提供してくれる。
7月は広告や提携で新しい動きが複数あった。まずは、4月末に買収を発表したオンライン広告枠のオークションサイトを運営するRight Mediaの買収を12日に完了。その後、7月19日にはインドのインターネット広告とソリューションを提供しているTyroo Mediaの株式を35~50%取得して、資本提携を結んだことを明らかにした。Yahoo!は、今回の資本提携でRight Mediaのテクノロジーと併せて、不振が続いている広告システムPanamaの改善を狙っているようだ。また、全国で展開地域を順調に広げているモバイル用検索エンジンoneSearchに、PC用のサイトをモバイルに変換するソフトウェアを導入することを発表した。PCとモバイルウェブサイト間の垣根がなくなることによって、oneSearchはさらに市場シェアを伸ばすことができるのか、注目したいところだ。
そして7月の最後の日に、Yahoo!の12年の歴史において初めての女性取締役会役員が誕生したと発表した。11人目の取締役員に唯一の女性として加わるのは、米国の地域内電話会社であるCitizens CommunicationsのCEOを務めるMaggie Wilderotter氏。Yahoo!では今まで高い役職に女性の登用を積極的に行っていることから、今まで取締役会に女性がいなかったことはやや以外であった。今後の彼女の働きに注目したい。
また、7月17日には第2四半期の決算が発表された。総売上高は17億(前年同期比8%増)で、トラフィック獲得費用(アフィリエイトに支払う手数料)を除いた売上高は前年の11億ドル2,000万ドルから11%増え12億4,000万ドルになった。しかし純利益は、広告事業の不振や経営混乱を反映してか減益となり、前年同期の1億6,400万ドルを約2%下回る1億6,100万ドルであった。これで同社は6四半期連続で純利益を落としている。

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Microsoft August 2007 Summary

7月のMicrosoftは、広告関連の動きが目立った。7月19日に無線LAN向けの広告配信を行っているJiWireと提携し、市営Wi-Fiネットワークでの広告配信サービスの取り組みを発表した。7月25日にはオンラインソーシャルメディアのDiggと広告配信契約を結び、さらに、26日に広告マーケットプレイスのAdECNの買収を発表した。その他にも、5月に買収したゲーム内広告会社Massiveが大手ゲーム会社のElectronic Artsとゲーム内広告配信契約を締結している。
これらの中でも、特に注目しておきたいのが、市営Wi-Fiネットワークの広告配信とElectronic Artsとのゲーム内広告配信契約の締結に関してである。この市営Wi-Fiネットワークとゲーム内広告配信契約の分野は、MicrosoftとGoogleが直接的に競合する分野であり、GoogleはEarth Linkと市営Wi-Fiネットワークに関して同様の動きを展開しており、実際にサンフランシスコ市がネットワークの構築に採用している。今回Microsoftがこの分野に真っ向から参入したかたちとなった。一方ゲーム内広告に関しても、GoogleはMicrosoft同様4月にゲーム内広告を手掛けるAdscape Mediaを買収しており、今回Microsoftの子会社Massiveが大手ゲーム会社のEAと契約したことにより、ゲーム内広告の分野で一歩先を行ったかたちとなった。7月は、Googleが得意とする広告分野でMicrosoftが積極的な動きをみせており、今後もますますMicrosoftとGoogleの争いから目が離せなくなった。
7月は2007年第4四半期の決算も発表された。Microsoftは売上高前年同期比15%増の133億7,000万ドルを達成した。2007年度全体の売上高も前会計年度実績に対して15%増の511億2,000万ドルを計上し、好調を維持した。好調の要因としては、2007年1月にWindows Vistaが発売されたことが挙げられるとしている。
7月のサービス関連の動きで抑えておきたいのは、Amazon.comと「1,000 HD DVD Indies Project」の名称で発表したインディーズ映画のオンデマンド販売に関する提携である。Microsoftはこのプロジェクトでは、主に技術的な側面からのバックアップを行っているが、動画共有サイトのYouTubeやRevverのアマチュア映像作家に対する報酬プログラムの取り組みと間接的に競合することになり、動画市場に注目が集まっている中、今後このようなアマチュア映像作家に対する取り組みがどのような展開を見せていくか注目していきたいところである。
※市営Wi-Fiネットワーク・・・市が主導となって、市全体にWi-Fiネットワーク網を構築する取り組み

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Apple August 2007 Summary

iPhoneの発売など好調な動きをみせるAppleではあるが、新たに悩みの種が生まれたようである。7月上旬、米国大手レコード会社のUniversal Music GroupはiTunesでの楽曲販売についての2年契約を更新しないと通知した。契約期限は今年6月で終了と既に切れており、今後は月ベースでiTunesを通じた販売を継続するという。iTunesを経由した楽曲の年間販売契約を拒否したことにより、今後はUMGとAppleのあいだで価格や条件について合意が得られなかった場合は、iTunesから楽曲が引きあげられる可能性もあるとされている。DRMフリーのiTunes Plus同様、他レーベルの動きも今後気になるところである。
先行きが気になるiTunesではあるが、楽曲販売は好調だ。7月31日、iTunesでの楽曲ダウンロード販売が30億曲を突破したと発表。これにより米国の音楽販売シェアでWal-Mart、BestBuyに次ぐ第3位となった。長期販売契約を打ち切ったUMGも、今後もシェア拡大が期待できるiTunesに対して一方的な契約条件を提示できない状況は否めないであろう。
6月29日に発売されたiPhoneの販売台数に関するAppleとAT&Tの把握状況の違いが話題となった。7月25日、Appleの発表によると6月29日と30日の販売台数は27万台であった。ところがAT&Tのアクティベーションは店頭での行列は回避できたものの、iPhoneの販売台数27万台に対して同時期にアクティベーションされたものは14万6千台であり、その差に対する疑問が多く残る結果となった。しかし、Steve Jobs氏は「素晴らしいスタートを切った。現四半期末までには累積出荷台数が100万台に達するものと期待している」と述べている。
ほか製品情報としては8月の発表会でMac関連の新製品が発表される予定だ。うわさによればヘアライン仕上げのアルミを採用した新iMacが登場するらしい。これが事実であればiMacはintelへの移行以来はじめての大幅モデルチェンジとなる。
また7月25日、第3四半期(4-6月期)決算が発表された。売上高は54億1,000万ドル、純利益は8億1,800万ドル(1株あたり92セント)、売上総利益率は前年同期の30.3%から36.9%に増加した。種類別出荷数では、Macの出荷台数は176万4,000台(前年同期比33%増)、iPodは981万5,000台(前年同期21%増)であった。

iPhoneの発売など好調な動きをみせるAppleではあるが、新たに悩みの種が生まれたようである。7月上旬、米国大手レコード会社のUniversal Music GroupはiTunesでの楽曲販売についての2年契約を更新しないと通知した。契約期限は今年6月で終了と既に切れており、今後は月ベースでiTunesを通じた販売を継続するという。iTunesを経由した楽曲の年間販売契約を拒否したことにより、今後はUMGとAppleのあいだで価格や条件について合意が得られなかった場合は、iTunesから楽曲が引きあげられる可能性もあるとされている。DRMフリーのiTunes Plus同様、他レーベルの動きも今後気になるところである。
先行きが気になるiTunesではあるが、楽曲販売は好調だ。7月31日、iTunesでの楽曲ダウンロード販売が30億曲を突破したと発表。これにより米国の音楽販売シェアでWal-Mart、BestBuyに次ぐ第3位となった。長期販売契約を打ち切ったUMGも、今後もシェア拡大が期待できるiTunesに対して一方的な契約条件を提示できない状況は否めないであろう。
6月29日に発売されたiPhoneの販売台数に関するAppleとAT&Tの把握状況の違いが話題となった。7月25日、Appleの発表によると6月29日と30日の販売台数は27万台であった。ところがAT&Tのアクティベーションは店頭での行列は回避できたものの、iPhoneの販売台数27万台に対して同時期にアクティベーションされたものは14万6千台であり、その差に対する疑問が多く残る結果となった。しかし、Steve Jobs氏は「素晴らしいスタートを切った。現四半期末までには累積出荷台数が100万台に達するものと期待している」と述べている。
ほか製品情報としては8月の発表会でMac関連の新製品が発表される予定だ。うわさによればヘアライン仕上げのアルミを採用した新iMacが登場するらしい。これが事実であればiMacはintelへの移行以来はじめての大幅モデルチェンジとなる。
また7月25日、第3四半期(4-6月期)決算が発表された。売上高は54億1,000万ドル、純利益は8億1,800万ドル(1株あたり92セント)、売上総利益率は前年同期の30.3%から36.9%に増加した。種類別出荷数では、Macの出荷台数は176万4,000台(前年同期比33%増)、iPodは981万5,000台(前年同期21%増)であった。

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