Apple October 2007 Summary
売れ行き好調の「iPhone」でも、さらに多くの人が手にしやすいものとするべく、6月29日の発売から約2ヶ月ほどで値下げを実施した。9月5日、Appleは「iPhone」の8GBモデルの価格を、発売当初の599ドル(約7万円)から399ドル(約4万6,000円)に200ドル(約2万3,000円)値下げした。新規購入者に対しては嬉しいニュースである。しかし、これに対し既にiPhoneを購入しているユーザーから抗議が殺到。Appleはこれらの早期購入ユーザーに対して、100ドル(約1万1,000円)分の商品券を発行すると発表した。
この値下げに対して、一部ユーザーから非難を受けることにはなったが、「iPhone」販売台数を伸ばすことには繋がったようだ。9月9日、Appleは「iPhone」の販売台数が100万台を突破したことを明らかにした。この100万台突破は発売後わずか74日間での達成であり、iPodでは実に2年かかって達成した大台とのことである。
米国での「iPhone」売れ行きが好調な中、Appleはヨーロッパ3ヶ国でも「iPhone」を発売すると発表した。販売国はドイツ、フランス、イギリスの3ヶ国で、販売独占キャリアも決定している。販売開始は11月過ぎの予定だ。いよいよ「iPhone」の世界進出に向けて販売国を広げるもようである。
一方、AppleはNBC Universalのテレビ番組を、両社間での番組販売の価格交渉が折り合わないため、「iTunes Store」で9月の新シーズン以降販売しないと8月末に発表したが、次シーズンもNBC Universalの番組を一部販売する見込みを示した。NBC Universalは、米国の大手メディア・エンターテイメントグループで、「iTunes Store」で販売されるテレビ番組の約30%を提供しており、前シーズンの人気番組の上位10番組のうち、3番組がNBC Universalによるもので、「iTunes Store」では人気を博している。このたび一部の番組のみではあるが秋シーズンでも販売に至り、両社間の緊張関係が緩和されたかと思われたが、今後の契約更新自体については以前、緊迫の糸は途切れないようだ。
Labels: Apple

