Tuesday, January 1, 2008

Google December 2007 Summary

Googleの2007年11月は大きな動向が目立った。まず最初に取り上げたいのが、Googleの携帯電話向けプラットフォーム「Android」の発表だろう。かねてより噂のあった「gPhone」は、「iPhone」の様なハードウェアではとの憶測が流れていたが、実は今回発表された「Android」と、その開発団体「Open Handset Alliance」の事だったようだ。「Android」の開発は Googleや携帯電話サービス会社や携帯電話端末メーカーなど34社が参加した「Open Handset Alliance」 (日本の携帯電話通信事業者ではNTTドコモとKDDIが参加)にて開発が行われ、オープンソースで配布される。これまでも「OpenMoKo」などオープンソースの携帯電話向けOSは存在したが、今回はGoogleが主導している為インパクトは絶大だ。また「Android」のライブラリには、「iPhone」でも使用されている、Webブラウザエンジン「WebKit」も含まれている事から、一見スマートフォンのみに対応したプラットフォームと思われるが、スモールスクリーンなどの端末を含む様々なデバイスに対応しているという。その他に注目しておきたいのが、SNS用アプリケーション開発API群「Open Social」だ。これは異なったSNSサイトやブログサイトで利用できるアプリケーションを開発できるようにしたプラットフォームで、すでに「MySpace.com」、「Salesfarce.com」、ソフトメーカーのOracle、日本のSNS最大手「mixi」など十数社の企業が参加する。

これらのこの流れだけでも、モバイルを含むインターネットサービスをGoogleが理想とする形に標準化しようと目指しているのではと誰もが考えてしまう。
他にも社会貢献を目的としたサイトMDG(Millennium Development Goals)を立ち上げ、Cisco Systemsとの共同運営を開始した。国連の貧困撲滅に関する活動を社会に啓蒙する事が目的で、国連では他にも国連世界食糧計画(WFP) が行っている食糧難に喘ぐ国や地域を支援する活動を啓蒙するサイトが開設している。
またGoogleはかねてより噂のあったGmailのディスク容量を利用したオンラインストレージサービスを計画している。オンラインストレージサービスを展開している事業者はすでに数十社あるが、Googleが計画中のサービスはインターネット環境があればデスクトップからアクセスでき、通常のオンラインストレージの様にWebサイトに接続してファイルのアップロードやダウンロードをする必要がない。オンラインストレージサービスに関しては、すでにMicrosoftもベータテスト版として運営している「Windows Live SkyDrive」を運営しており、Microsoftが米国SNSサイト大手Facebookと提携し、それに対抗したかとも思われる「Open Social」の発表やMicrosoft「Windows mobile」に対抗する「Android」の発表など今後両社の競争が激化するのではとの憶測もあり、今後の動向に目が離せない。

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