Monday, April 28, 2008

Apple March 2008 Summary

先月に引き続き、今月も新製品・サービスがリリースされた。
5日、32GBモデルの「iPod Touch」並びに16GBの「iPhone」が発売された。
従来モデルの2倍のメモリ容量となった今回のリリースは、今まで以上より多くの音楽や写真、ビデオをユーザーに楽しんでもらうためとしている。
そして19日、「iPod shuffle」の1GB版を49ドル(約5,200円)に値下げした。
また、2GB版も登場。こちらも69ドル(約7,300円)と、1GBの従来価格よりも安価で発売される。
今回の値下げは、フラッシュメモリーの価格が下がったため値下げが実現したようだ。

26日、以前より発売をうわさされたいたノート型パソコンの「MacBook Pro」と「MacBook」の新型モデルが発売された。Intel Core 2 Duoプロセッサーを搭載し性能も強化され、新しい「MacBook Pro」には「iPod Touch」などでおなじみのマルチタッチトラックバッドを導入した。
先日発売された「MacBook Air」を含め、ノート型Macはシリーズ全て一新された。スタイリッシュな最新ノートパソコンをデザイン、性能、ニーズによって選び、使い分ける楽しさも今後広がるであろう。

2月19日、Mac OS X向けのストレージエリアネットワーク(SAN)ファイルシステムの新版「Xsan 2」を
発売した。今回初めてのメジャーアップグレードとなる「Xsan 2」は、「Mac OS X Leopard」に
完全対応し、サードパーティーのRAIDストレージハードウェアにも正式対応した。また、管理ツールが一新され、セットアップと管理がより簡単になった。価格は1ライセンスあたり999ドル
(約106,000円)で販売される。

2月26日、Appleは「iTunes Store」が米国における2007年の音楽小売業で第2位になったと発表した。また今月初旬の5日には、英国の市場調査会社「Canalys」のレポートによると、2007年第4四半期におけるスマートフォンの世界市場において、「iPhone」が第3位になったと発表された。なお、英国での「iPhone」発売は約2ヵ月が経過したが当初予定していた販売目標台数は20万台とされていた。
しかし先日発表された販売台数は19万台であった。今一歩で目標達成には届かなかったようだ。

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Microsoft March 2008 Summary

先月から引き続き気になるMicrosoftのYahoo!買収であるが、一時結末を迎えたようである。
2月11日、Microsoftの総額446億ドルによる買収提案をYahoo!は拒否すると正式に発表した。
Yahoo!はこの買収提案を取締役会で見直した結果、同社企業価値を過小評価したものだと
説明している。これに対しMicrosoftは、この結論を残念だとしつつも引き続きYahoo!買収を
あきらめないとしている。今後も両社の動きに目が離せないところである。

14日、Microsoftは組織再編を発表した。今回の再編で同社14名の幹部の内7名がコーポレート
副社長から上級副社長に昇格となり、他7名がコーポレート副社長に昇格した。
ほか、数名の幹部の退社も同時に明らかにした。

今回の組織再編は、Microsoftの現状の組織幹部を維持しつつ組織内の強化を図ったとみえる。
1月にMicrosoftが買収提案を行った、ノルウェーのエンタープライズサーチ大手の「FAST Search&Transfer(FAST)」主催のイベント「FASTforward ‘08」が2月18日にフロリダ州にて開催
された。
1月の買収提案当時ではMicrosoftの買収提案に対してFASTの取締役会はこれに合意し、
株主には買収を受け入れるよう勧告していると伝えられているが、今回のイベント でFASTのCEOで
あるJohn Markus Lervik氏がこの買収提案に関して 次のように語っている。「FASTと      Microsoftの互いの両社技術を組み合わせる事で、顧客のニーズに沿った幅広い
ソリューションを提案できる。
またMicrosoftが欧州での顧客拡大につながるきっかけにもなるであろう。」

そして2月終盤の28日、Microsoftは「Windows Vista Home Premium」および「Windows Vista Ultimate」の店頭販売価格を20~40%値下げすると発表した。
値下げは「Service Pack 1(SP1)」の発売に合わせて、今年世界70カ国で実施する計画である。なお、値下げに関しては製品パッケージ版にかぎり、パソコンに既にインストール済のOSや、企業のライセンス取得などには適用されない。

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Yahoo! March 2008 Summary

2月最も多く取り上げられたニュースはMicrosoftのYahoo!買収提案である。
以前から噂されていたこの話題はYahoo!が先月レイオフを発表した後すぐに提案された。
Microsoftは今回の買収目的をYahoo!との協力で、現在検索エンジンで優先しているGoogleに
対抗できる姿勢を作り上げ、Googleだけの独占市場だけではなく、互いに競争し合いさらに質の高いサービスを提供するためだと述べている。

また、今回Microsoftが提供した買収総額は446億ドル(約4兆7,500億円)であった。
しかし、Google側からの疑問や指摘を受け、最終的にYahoo!の取締役はYahoo!ブランドや
広告事業ビジネスの将来性を過小評価するものと判断し、買収提案を否定する結果となった。
最新情報には、2月1日にソーシャルネットワーキング、メール、IM、テキストメッセージ(SMS)など
多数の機能をひとつの画面に統合したモバイルプラットフォーム「Yahoo! oneConnect」の開始を発表した話題がある。

「Yahoo! oneConnect」のアドレス帳にはユーザー自身が参加するソーシャルネットワークや
コミュニティーに登録されている情報やステータスをまとめて確認することができる。
またメールサービスに関しても、「Yahoo! oneConnect」を通してYahoo! Mailだけでなく
GmailやAOLメールの受信、またはMSN Messengerの使用なども可能である。
さらに、コミュニケーションコンタクトとして友人の居場所を正確に知ることができるGPS機能
サービスも提供している。

そのほか、2月26日にソーシャルニュースサイトのベータ版「Yahoo! Buzz」の立ち上げの話題がある。
これは最新ニュースの中で最も人気のある話題を取り上げているサイトで、読者の投票数によって
そのニュースの評価が決まるものである。
Diggに似ているが、最も高く評価を受けたニュースはYahoo!のホームページに搭載されることもある。

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Google March 2008 Summary

Googleの2008年2月は、新たなAPIや新規サービスの発表などが相次いだ月だった。
まず注目したいのが、ブログやプロフィールサイトに記載された、交友関係の情報を自動的に
認識しSNSに類似した構造が構築できるAPI「Social Graph API」を発表した。
このAPIを利用する事によってサードパーティのブログサービスやプロフィールサイトであっても、
交友関係のデータを取得し相互にリンクをはり、個々に存在するサービス間を横断化するような
ウェブサービスが比較的容易に構築する事も可能となる。

またGoogleは初の企業役員メンバーとして「OpenID」推進団体OpenID Foundationへの参加を表明した。「OpenID」は、1つのアカウントにて対応するウェブサービスを利用できるようにするプラットフォームで、現在1万サイト以上が対応している。これらの動向から推察すると、Googleは世界中に存在するあらゆる情報をインデックス化するという理念以外に、世界中に存在するウェブサービス同士をあらゆる面でシームレス化する事も理念として持っているのではないだろうか。

他に、新たに発表されたサービスの中で注目したいのは、グループ情報共有サイト構築サービス「Google Sites」と医療情報集約サービス「Google Health」が挙げられる。まず「Google sites」はいわゆるグループウェアの構築サービスである。独立したサービスではなく「Google Apps」の機能として提供される。

ユーザーが「Google sites」でサイトを構築する場合、HTMLの知識は不要だ。
ただし提供されるユーザーは「Google Apps」の特定のプランを利用するユーザーに限られている。「Google Health」については、ユーザー自身が異なった医療機関で提供された処方箋や診断結果を、集約するサービスだ。このサービスは病院や医療サービス機関などの外部との相互運用を考慮し構築されている為、医療情報のポータビリティが可能となる。
「Google Health」の開発に伴い、扱う情報が個人の病歴などの為、Googleは社内の諮問委員会を設けプライバシーポリシーを策定した。
そのプライバシーポリシーによると、ユーザーの同意なしに、第三者との情報の共有は一切行わないと明言されている。現在米国内の医療機関にて患者が本人の医療情報にアクセスできるプラットフォームをテスト中である。
このテスト結果は「Google Health」にフィードバックされる。Googleは、医療周辺産業にまで進出する事になる。

他にはストリーミング動画配信用広告サービス「Adsense for video」のベータ版が、公開された。ただし利用する為には、月間動画ストリーミング配信数が100万回を超える米国内サイトでなくてはならない。

サービス以外の話題では、Googleの2007年第4四半期決算が発表された。売上げが前年同期の51%増、48億2,668万ドル(約4,826臆6,800万円)となった。

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Friday, April 4, 2008

Apple February 2008 Summary

新製品やサービスを次々とリリースし、今や業界のトップを走るAppleであるが2008年1月、注目の「Macworld Conference & Expo2008」が15~18日の3日間に渡ってサンフランシスコで開催された。会場ではAppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏の基調講演において「Mac OS X Leopard」が発売以降3ヶ月で500万本出荷されたとの発表から始まり、続いて4つの新製品・サービスが発表された。
一つは、バックアップドライブ用デバイスとして「Time Capsule」を発表した。これは自動バックアップ機能 「Time Machine」に対応したデバイスとされ、最大1TBのHDDを備える。
続いて二つ目は、「iPhone」及び「iPod touch」の機能追加である。メール、Googleマップ、天気予報、株価、メモの5つのソフトが追加された。
三つ目は「iTunes Movie Rentals」の開始である。これは「iTunes store」から映画をレンタルし「iTunes」上で動作するオンライン動画レンタルサービス。そして四つ目は「MacBook Air」が発表された。現在CM広告でも見られる茶封筒からMac本体を取り出すシーンを、ジョブズ氏は会場で披露。本体サイズがいかに薄型となり、洗練されたデザイン・機能であるかをアピールした。また、Appleは新型 「Mac Pro」と新型ラックマウントサーバ「Xserve」を発表した。
両製品ともIntelのクアッドコア「Intel Xeon 5400シリーズCPU」を搭載しており、従来モデルの最大2倍の高速処理能力を実現した。
22日、Appleは2008年度第1四半期(10~12月)の決算を発表した。売上高は96億ドル(約1兆176億円)で前年度よりも35%増え、1株あたりの利益は過去最高1.76ドル(約186円)となった。純利益は15億8,000万ドル(約1,675億円)で、四半期としてはいずれも過去最高となった。
売り上げ率は米国外が全体の45%を占めている。そして同四半期の「Mac」の出荷台数は231万9,000台(前年比47%増)となり、「iPod」の販売台数は2,212万1,000台(前年比5%増)、「iPhone」販売台数は231万5,000台となった。CEOのジョブズ氏は、「売上高、純利益ともにAppleの過去歴史の中でも最高の業績を達成でき、とても喜ばしく思う。2008年これからもまた新たな製品・サービスを提供していきたい」と述べている。今後のAppleにもまだまだ目が離せないであろう。

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Microsoft February 2008 Summary

今月のMicrosoftは買収や提携に力を入れた月であった。その中でも注目のニュースといえば、1月末に発表された大手インターネットメディア企業「Yahoo!」に対する買収提案であろう。総額446億ドル(約4兆7,500億円)という買収提案に対してYahoo!は提案を拒否した。この動きは、Yahoo!を買収し、市場を独走状態である「Google」に対してオンライン分野の強化をはかり対抗する狙いだったのだろう。1月初旬にはノルウェーのエンタープライズ サーチ大手「FAST Search&Transfer(FAST)」に対して買収提案を発表、同日にブロードバンド通信向け製品を製造販売する「Broadcom」とIPTVに関して提携することを明らかにした。今月Apple社のネットワークメディアプレイヤー「AppleTV」も値下げし、パソコン不要でも使用できるようになった。Microsoftも「Xbox360」のIPTVサービスに関して強化をはかりたいところである。そして 1月中旬、仮想化技術に関する戦略的計画を発表した。計画の中で仮想インフラソリューションを提供する「Citrix」との提携関係の拡大がある。Citrixは2008年8月に仮想化インフラの開発を行うベンダー「XenSource」を買収しており、MicrosoftはこのXenSource買収にも関係しているのではないかと考えられる。
また、Microsoftは、金融情報サービスを提供する「EDGAR Online」とオンライン広告及びコンテンツに関する提携を結び、続いて米国のニュース通信社「Dow Jones」が運営する複数のWebサイトに、コンテクスト広告および有料検索広告を独占配信すると発表した。Microsoftはオンライン広告分野に関して以前強化を進めているもようだ。

1月24日、Microsoftは2008年度第2四半期(10~12月期)の決算を発表した。
売上高は163億6,700万ドル(約1兆7,350億円)(前年同期比30%増)、純利益は47億700万ドル(約4,990億円)(前年同期比79%増)で、一株あたりの純利益は0.5ドルとなった。売上高160億ドル超はこれまでの記録を20億ドルほど上回る結果となった。ビジネス部門の売り上げが大きく伸び、エンターテイメント&デバイス部門の「Xbox 360」の販売好調などが今回の利益増に貢献したようだ。

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Google February 2008 Summary

Googleの2008年1月は、既存サービスのアップデートや、社会貢献に関する話題が目に付いた。まず最初に取り上げたいのが、Google Earthの天体観測モード「Google Sky」のアップデートだ。アップデートの内容として17~18世紀に書かれたとされる貴重な天文図や、NASAの宇宙望遠鏡や観測衛星が撮影した写真の表示が可能になった。それらの写真表示以外にも、公共ラジオ放送局NPRで放送された天体にまつわるラジオ番組のポッドキャストが配信される。検索に付随するコンテンツの充実は、情報を検索するユーザーの知的好奇心が掻き立てられ、ウェブの検索そのものを一種のエンターテイメントとしている。また一般ユーザー向け機能のアップデート以外に、Googleの収益の大半を占める広告関係のアップデートもされた。Adwords広告主向け機能である「Conversion Optimizer」のアップデートだ。その詳細はコンバージョン単価の目標金額を設定し、設定した目標金額以下になるように、広告表示タイミング、クリック単価の自動調整が行われる。この機能を利用する事により、効率的に広告への投資を回収できるとしている。またGoogleの新しい試みをユーザーに利用させる実験サイト「Google Labs」にも新たな動きがあった。新しい表示方法についての実験が「Experimental Search」として公開された。
その実験の内容とは、検索結果に日時を含んだ内容が含まれていた場合、検索結果と一緒に時系列にグラフを表示させ、視覚的にもヒットした検索数がわかる。他にも地図上に検索した地名などの場所を表示する機能や、検索結果の表示方法は変わらないが、ロケーションや画像など検索結果を簡単にフィルタリングするインターフェースの提供が行われている。社会貢献への取り組みについてだが、Googleの慈善事業部門である「Google.org」が、貧困問題や環境問題に取り組む企業や団体に対して、2,500万ドル規模の資金的な支援を行う。特に環境問題についてはGoogle自身が石炭に変わる再生可能なクリーンエネルギーの開発を主導している事からも、高い関心が伺える。他にも大学生を対象とした、世界規模のインターネットマーケティングコンテストを開催した。これはAdwordsを利用し、いままでAdwordsを利用したことの無い中小企業のマーケティング戦略を立案しレポートを提出する。そしてその内容によって各地域と世界での優勝者を決定する。また12月の米国検索市場動向も発表された。Googleの市場シェアは56.3%で首位獲得した。検索クエリー数は 406万件に達し、ユーザー1人当たりの検索クエリー数は37.9回だった。

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Yahoo! February 2008 Summary

1月は全体的に様々な分野から将来に向けての改新を目的とした動きが見られる。最も大きいトピックとして取り上げられているのが、1月29日に発表されたレイオフに 関するニュースである。これは、減少している純利益への対策と今後のYahoo!の成長に的を絞って投資するという考えから決定されたもので、2月半ばに社員1万4,000人の内7%、100人の解雇が通告される事となる。

最新情報には、まず1月8日にリリースされたJavaScriptベースの新しいMP3プレイヤー「Yahoo! Media Player」に関する話題がある。これまでYahoo!や多数のサイトが提供してきたMP3プレイヤーはFlashをサイトに組み込んでおり、音楽の再生の際にソフトのダウンロードが必要とされていたが、今回提供しているJavaScriptコードをウェブサイトに組み込めば、インストールやダウンロードなしで音楽の視聴ができるというものだ。次に、Yahoo!が1月17日、「OpenID2.0」に対応すると発表した。OpenIDとは、ユーザーが同じIDを使って複数のサイトにアクセスできる認証IDのことである。例えばYahoo!ユーザーが「www.yahoo.com」などのYahooIDを使ってパートナーサイトやブログへログインすることが可能で、ユーザーは複数のIDを利用せずに済むことになる。
また、http://www.yahoo.com/のようなURL形式で構成されており、個人情報の作成、IDパスワードをユーザー自身で構成、管理を行うこととなる。

1月29日、Yahoo!は大手の通信会社AT&Tとの再交渉で提携を拡大し、新たに複数年契約を結んだ。今回の契約には広告をベースとする収入機会の拡大が含まれており、Yahoo!はAT&Tの顧客向けにコンピュータやモバイル機器で共同のアプリケーションやディスプレイ広告を提供すると示した。同じく1月29日に第4半期および通期の決算を発表した。売上高はパートナーに支払うトラフィック獲得費を除き14億ドル(約1,500億円)であり、前年同期の12億ドル(約1,300億円)と比べて14%上昇した。純利益は2億600万ドル(約220億円)で、前年同期の2億6,900万ドル(約280億円)と比べて減少した。また、通期では純利益が6億6,000万ドル(約700億円)、前年の7億5,100万ドル(約800億円)から減少し、2007年度の売上高は12%増の51億ドル(約5,450億円)だった。

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