Tuesday, July 29, 2008

Microsoft July 2008 Summary

今月はMicrosoftの年次カンファレンス「TechEd 2008」が米国オーランドにて開催された。

例年一週間にわたり開催された「TechEd」は、今年から開発者向け「TechEd Developers」とIT Professional向け「TechEd IT Professionals」の2つのイベントで、それぞれ1週間の開催となった。
3日に行われたカンファレンスでは会長のBill Gates氏が開発者に対して 基調講演を行った。
その中でGates氏は、今回の基調講演が公での最後のスピーチになると伝えた。
Gates氏は、6月末でMicrosoftを引退し、その後は非常勤役員を務める予定である。

カンファレンスでは、Webブラウザ用プラグインの「Silverlight 2.0」のβ2版が発表された。
β2版の大きな変更点は、「Go-Live」ライセンスが適用され、「Silverlight」アプリケーションの開発が
可能になるという。
またこの他にも、Internet Explorer(IE)8のβ2版を今年8月にリリースすることも明らかにした。
これまでIEはWeb標準準拠に完全対応していないとの指摘を受けており、β2版では、標準準拠の
サポートを前面的に行っていく構えのようだ。

今月はカンファレンスのほかにもサービスや製品リリースが発表された。
2日、Microsoftは、Hewlett-Packard(HP)社製PCに「Live Search Toolbar」をプリインストールする
バンドル契約を発表した。
これにより、HPの写真共有サービス「Snapfish」や様々なオンラインサービスをボタン一つでアクセス
できるという。
また、3日には、デスクトップ検索機能「Windows Search 4.0」の正式リリースを開始した。
今回のリリースでネットワーク上にある別のPCも検索できる機能「Remote Index Discovery」機能が
追加された。
そして17日には、米国のテレビ向けインタラクティブ広告ソリューションを提供する「Navic Networks」の買収を発表した。
今回の買収によりMicrosoftは、デジタル広告を配信する統合プラットフォーム構築を目指す。 

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Google July 2008 Summary

Googleの2008年6月は、既存サービスの強化と新たなサービスのリリースが目立った。

まず既存のサービス強化の話題では、カスタム検索の構築サービス「Google Custom Search Engine」をベースにした企業のサイト内検索サービス「Google Site Search」をリリースした。
このサービスは業界用語など独自の同義語辞典を追加や、検索結果表示方法を自由にカスタマイズが可能となる。

他にはキーワードの検索トレンドを確認するサービス「Google Trends」に新機能「Google Trends for Websites」が公開された。この機能はGoogle Trends 画面で任意のWebサイトのURLを入力すると、
1日当たりのユニーク訪問者数の推移がグラフで表示される。
同時に、国や地域別でのユニーク訪問者数ランキングや訪問者がほかに閲覧したWebサイト、検索したキーワードのランキングも表示する。

新たにリリースされたサービスでは、コンシューマー向けサービスとして、自宅のPCをメディアサーバーとして利用するツール「Google Media Server」の無償提供が開始された。
このツールを利用する事によって、パソコン内に保存した写真、音楽、動画ファイルだけでなく、
オンライン・アルバム「Picasa」、動画サイト「YouTube」等 にアップロードされたコンテンツをUPnP対応デバイスへストリーミングし、視聴を可能とする。

また新たにリリースされたサービスの中で最も注目されたのは、広告主や広告代理店を対象とした
ウェブ広告支援サービス「Ad Planner」だろう。
まだベータ版だがユーザーの設定した条件に当てはまるWebサイトの、ユニークビジター数、
ページビュー、リーチ率などのデータをリスト化し、広告の出稿先の選定を支援する。
こういった広告関連のサービスの強化やリリースはGoogleの収益の大半を占める広告に、今後の注力と新たな広告サービスへの参入に対する意思の現れであろう。
ただ裏を返すと広告以外には、収益の柱を打ち出せていない現状のあらわれとも感じ取れる。

今月他のGoogle関連の話題では5月の検索エンジン市場シェアが発表された。
米国では約1,000万人ネットユーザーの68.29%がGoogleを利用しており、英国では840万人のネットユーザーのうち87.30%がGoogleを利用しているとの結果が発表された。
毎月Googleはトップシェアを獲得しているが、今後その地位を脅かすサービスの出現はあるのだろうか。

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Apple July 2008 Summary

今月注目のニュースはやはり、「iPhone3G」の登場であろう。
3Gモデルの前身となる「iPhone」が発売されて約1年が経つが、以前よりメディアやユーザーから
期待と噂が絶えなかった「iPhone3G」。
前モデルの「iPhone」との見た目はさほど変わらないものとなったが、新機能やサービスは充実したようだ。
まず、新たに3GサポートやGPS機能が追加された。
また、「iPhone」用アプリケーションが、ダウンロードできる「App Store」サービスが利用可能となった。
そして、なんといっても注目したいのは価格の引き下げであろう。
8GBモデルが199ドル(約21,000円)、16GBモデルが299ドル(約32,000円)と、従来よりも
200ドル(約21,000円)安価となった。
7月11日から世界22カ国で販売を開始し、年内には70カ国以上で利用できるようになるとしている。
さらに「iPhone3G」で利用できる新しいインターネットサービスの「MobileMe」が発表された。
このサービスは、「.Mac」を新しく改良したもので、オンラインサーバーを通じてプッシュメール、
アドレス情報、カレンダー管理などを各デバイスと簡単に同期できるものである。

またその他機能も充実しており、年額99ドル(約10,500円)から利用できる。
そして19日、「iTunes Store」における販売楽曲数が50億曲を突破したと発表した。
「iTunes」は米国において音楽小売業トップを誇っており、今年1月からは「iTunes store」から映画を
レンタルし、「iTunes」で再生するオンライン動画レンタル配信サービス「iTunes Movie Rentals」も開始している。
映画はHD動画も含め2,000タイトル以上を提供、レンタルを含めた販売本数は1日あたり5万本を越えるという。
Mac、音楽、iPhoneに力を入れているApple。
今後もスマートフォン市場、音楽小売市場ともにトップを目指し、世界各国へのよりいっそうのサービス拡大の動きに期待したい。

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Yahoo! July 2008 Summary

6月のYahoo動向はMicrosoft合併の破談の話題が 大きかった。
破談という形になったがやっと決着したようだ。
別のYahoo関連の話題として先ずは、Yahooの重役が数々辞めるという発表が続けて報道された。
一気に何人ものポジションが開き、Yahooは組織の再編を行うと6月26日に発表した。
しかし、この組織再編は前から計画していたことだと述べている。

他にも、Googleとの広告プログラム提携の契約を結んだと12日に発表された。
Googleの広告をYahooの検索結果に表示するオプションが増えたのでYahooの広告利益が一段と向上することが予想される。
そして排他的な契約ではない為、自社の広告や他社の広告も検索結果に表示することも可能で
Yahooにとっては有利な契約となる。

Yahooのサービスでも強く支持されているYahoo! Mailに関する動きでは、19日にメールアカウントの
ドメインを2つ追加すると発表した。
追加されたドメインは「ymail.com」と「rocketmail.com」。
「yahoo.com」ドメインのメールアドレスのみの場合、新しくアカウントをつくるユーザーが、希望する
ユーザー名が無いケースが多いことからドメイン追加になった。
「ymail」は覚え易さと、既にモバイル版メールアプリケーションに使用されているので追加された。「rocketmail」はYahooが1997年に買収したサービスのもので、レトロなイメージを売りに追加された
ドメインである。

最後に、Yahooの検索エンジンがフラッシュ技術で作成されたファイルをインデックスすると6月31日に 発表した。
ダイナミックなコンテンツをストリーミングして表示するフラッシュファイルはインデックスしづらかった。
しかし今回、フラッシュ開発のAdobe社と協力してファイルをフラッシュプレイヤーで作動してコンテンツのインデックスを可能にすると述べている。
これでフラッシュを基盤にしているサイトやフラッシュナビゲーションがあるサイト、広告やゲームの
内容を検索結果に表示できるようになる。

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