Friday, August 29, 2008

Apple August 2008 Summary

先月発売となった「iPhone3G」であるが、今月になって発売後の販売台数が明らかとなった。
14日、発売から3日間で販売台数が100万台に達したと発表した。
前モデルの「iPhone」はこの数字に達するまでに74日を要したとしており、今回の3日間という期間は
記録的なものとなった。

また同日、オンラインアプリケーション配信サービスの「App Store」でのダウンロード数が3日間で
1,000万件に達したと発表した。
こちらも3日間という短い期間での達成であり、いかに世界中の多くの人々の関心が大きかったのかを
表している。

「iPhone 3G」の発売翌日より開始された新しいインターネットサービスの「MobileMe」であるが、
開始当初からトラブル続きとなりユーザーからの不満の声が絶えないようである。

このサービスは「.Mac」を新しく改良したもので、メール機能やオンライン上でのデータ共有、各デバイスとの同期などをサービスとしている。
しかしサービス開始後、一部のユーザーはメールが受信できないなどの障害が発生しており、この問題に対してAppleは16日、トラブル該当者にアカウント契約期間を30日間無料で延長すると発表した。
しかし相変わらずトラブルや不具合が耐えない状況であるため25日には、MobileMeユーザー向けに、「MobileMe」の最新状況を報告するサイト「MobileMe Status」を立ち上げた。
これにより、トラブルや不具合の状況を1日毎にサイトにて更新するとしている。

21日、2008年第3四半期(4月~6月期)の決算を発表した。
売上高は74億6,000万ドル(約7,907億6千万円)で前年同期比38%増となり過去最高を記録した。
純利益は10億700万ドル(約1,134億2千万円)前年同期比31%増となった。
1株当たりの利益は1.19ドル(約130円)となったが、粗利益率は34.8%で前年同期の36.9%から減少した。
また、Mac出荷台数は過去最多となる249万6千台となり、前年同期比で41%の増加、売上高は43%増だった。
iPod出荷台数は1,101万1千台で前年同期比12%増、iPhone出荷台数は71万7千台で前年同期より
2倍以上拡大された。

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Yahoo! August 2008 Summary

7月のYahooは検索エンジンを改善する動きや新しいツールの提供で機能を広げた。
先ずYahooにとって嬉しい話題として、Comscoreのレポートでは検索クエリーが去年と比べて11%増加していると発表された。
検索サービス市場首位のGoogle、そしてMicrosoftのクエリー数に接近しているのがはっきり表れている数字である。
そして、その検索エンジンを広める為の動きを見せている。

7月9日に、「Build your Own Search Service (BOSS)」が公開され、Yahooの検索APIを一般に
リリースした。
画像データベースへのアクセスなどが導入され、以前の検索APIに比べて、使用できる機能の数が
拡大された。
Yahooにとってマイナスな印象を与える話題もあった。
先月発表されたGoogleとの広告提携に対して、7月2日、司法省による独占禁止法の調査が開始された。
買収ではないが、このコラボレーションによって、お互いに対する競争がなくなる事が問題として取り上げられる。

検索サービス以外の話題では、「Yahoo! Mail」などをオフラインでも閲覧できる「Zimbra Desktop Beta Version 3」が公開された。
インストールが必要なアプリケーションで、POP/IMAPサーバを使用してるメールサーバからメールを
読み取ってメールのタグ付けやカスタムサーチを作成可能にした。
最後に、オンライン音楽サイトのDRMサーバを取り止める為、ファイルを購入したユーザーへ返金すると発表した。

7月22日には第2四半期の決算が発表された。売上高は17億9,800万ドル(約1,963億円)であり、
前年同期の16億9,800万ドル(約1,853億円)と比べて6%上昇した。
純利益は1億3,100万ドル(約142億円)であり、前年同期の1億6,100万ドル(約176億円)と比べて19%落ち込んだ。

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Microsoft August 2008 Summary

幕を閉じたと思われたMicrosoftのYahoo!買収提案は、今月に入り引き続き行われたようである。
7月12日、Yahoo!はMicrosoftと投資家Carl Icahn氏の新たな共同提携案を拒否したと発表した。
その提携案とは、MicrosoftがYahoo!の検索事業を買収し、その他の事業をIcahn氏が買収するというもので、条件として 現在の取締役会役員をIcahn氏が新たに指名するという内容であった。
Yahoo!はこの提携案に対して、24時間以内に受諾または拒否の回答をすることが求められていたが、これを即座に拒否した。
またYahoo!は、この提案を拒否するにあたり、Microsoftに同社買収を1株33ドル(約3,500円)以上で売却する意向を示し、検索事業のみの取引についても交渉する提案をしたが、Microsoftはいずれの提案も拒否したという。
8月頭には株主総会が行われるが、この時点でYahoo!のRoy J. Bostock会長は投票を楽しみにしていると述べている。
Yahoo!買収提案は失敗に終わったものの、今月はほか企業の買収が多く見られた。

7月頭には自然言語検索技術を開発する「Powerset」の買収を発表、Live Searchの事業拡充を図りたい考えだ。

また、14日にはデータ品質管理ソフトウェア・ベンダーの「Zoomix」の買収を発表し、続いて24日、
データウェアハウス(DWH)アプライアンスを手がける「DATAllegro」の買収を発表した。
今回の買収もGoogleへの対抗策の一環とされているようである。

7月17日、第4四半期決算(2008年4月-6月期)を発表した。
売上高は158億4,000万ドル(約1兆6,790億4千万円)で前年同期比18%の増加、
純利益は42億9,700万ドル(約4,554億8千万円)で42%増加した。
営業利益は同42%増の56億8000万 ドル(約6,020億8千万円) 。
今回の利益増加は、2007年度第4四半期に家庭用ゲーム機「Xbox 360」の不具合対応費用として
11億ドル(約1,166億円)を計上しており、この影響を受けたとされ、「Windows Vista」やサーバーソフトウエアなどの販売やリリースも影響したとしている。

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Google August 2008 Summary

Googleの2008年7月は、新たなサービスのリリースが特に目立った。
まずGoogleが買収したオンライン広告会社Double Clickが運営していたアフィリエイト広告ネットワークの「Performics」を元にして、「Google Affiliate Network」という独自ブランドで今後展開することになった。
これにより自社で運営していたAdwordsの成果報酬型広告は今年8月いっぱいでサービスの提供を
終了する。
DoubleClickの買収や、今回のようにアフィリエイトネットワークへの参入など、Googleは収益の大半を
占める広告事業に今後も注力していくのだろう。
次に注目されたのが、3D仮想空間「Lively」ベータ版のリリースだろう。
このサービスはGoogleの20%プロジェクトで発足しアリゾナ州立大学と共同で改良した。      
ユーザーは自身のアバターをつくり、カタログからインテリアなどのアイテムを選択し「部屋」を作成する。ユーザーはその部屋でテキストチャットなどで、他のユーザーと交流を深める事ができる。
ただSecond Lifeのような自由度はまだないが、今後ユーザーがアイテムを作成できるようにする予定だとしている。
また、以前本レポートで取り上げたオンライン百科事典の「Knol」が一般ユーザーに公開された。    「Knol」はWikipediaのようなサービスだが、Wikipediaとの相違点は、記事に著名人や執筆陣が存在している事だ。
はたしてWikipediaを超えることができるのだろうか。    
あと、iPhoneとiPod Touch向けGoogle Talkがリリースされた、WEBブラウザーSafari上で作動し、
サイトに接続するだけで利用出来る為、アプリケーションをインストールする必要がない。
サービスのリリース以外では、ロシアのコンテキスト広告「ZAO Begun」を1億4,000万ドル(約154億円)で買収したと発表した。
コンテキスト広告とは、広告主の商品やサービスに関わりの強い話題を提供しているサイトへ
クリック課金型広告を出稿するサービスで、ロシアでは近年急成長している。
以前Google創業者のSergey Brin氏が ロシア訪問時に、ロシア市場へのビジネス展開を強化していくとメディアの取材で語っていたが、この動きはその一環なのだろうか。

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